コンバースのCT70(チャックテイラー’70)は公式の通販サイトで販売されていないということもあり、偽物もよく出回っています。
近場の韓国からコンバースの持ち帰りを考えてる人もいるでしょう。
スニーカー比較研究メディア「すにらぼ」では、定期的に偽物のCT70をあえて複数購入し、すでに所持している20足以上の本物と比較しています。
また、スニーカー比較研究メディア「すにらぼ」の𝕏のDMにも画像付きで「これは本物ですか?」というメッセージが定期的に寄せられています。
それらの質問を通じて、CT70の偽物についての情報を最新かつ、どこよりも幅広く収集できています。
さまざまな情報により、以下に項目に該当する場合、CT70が偽物である可能性がわずかにでもあることわかりました。
項目 | 本物・偽物の可能性 |
---|---|
シリアルナンバーが 左右で同じ | 本物ではありえないので、 偽物確定 |
製造番号が 左右で違う | 本物ではめったに見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
製造番号が 商品と箱で違う | 本物ではあまり見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
商品コードが 「690」から始まる | (日本国内だと)本物ではあまり見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
ヒールパッチが 偽物と同じ | ヒールパッチは本物全て同一なので 偽物確定 (※少しわかりにくいです) |
逆に、以下の条件が揃っていれば、そのCT70は本物である可能性が非常に高いと言えます。
- シリアルナンバーが左右で違う
- 商品コードが「88 」や「19」から始る
- 製造番号が左右で同じ
- 製造番号が商品と箱で同じ
- ヒールパッチのデザインが本物と同じ
同じ品番の本物でも、作られた工場によって細かいところは違ってきます。
なので、偽物を見分けるのであれば、上記を確認するのが確実かつ効率的です。
この記事では、本物と偽物を画像で比較しながら徹底的に解説します。
※もし記事を見ても判別が難しい場合は、当メディア「すにらぼ」の𝕏のDMに画像などを送っていただけますと確認いたします。
【前提】コンバースCT70の生産国は「ベトナム」と「中国」
まず前提として説明しておきたいのが、コンバースCT70の生産国は「ベトナム」と「中国」の2つあることです。
2018年までは「ベトナム製」のみでしたが、2018年以降は「中国製」もあわせて販売されるようになりました。
これは生産された国が違うだけで、デザイン・形・商品コードは同じです。
中国は偽物ブランドで有名なので「中国語っぽく書かれているから偽物」と判断される方もいるかもしれませんが、CT70は中国製の本物もあるので誤解しないようにしましょう。
むしろ最近は中国製の方が多く出回っているイメージです。
では、以下からの本物と偽物の見分け方を紹介していきます。
画像で比較!CT70の本物と偽物を見分ける5つのポイント
実際に偽物のCT70を購入してみたので、本物と画像付きで比較しながら紹介していきます。
偽物と見分けるポイントは以下の5つです。
項目 | 本物・偽物の可能性 |
---|---|
シリアルナンバーが 左右で同じ | 本物ではありえないので、 偽物確定 |
製造番号が 左右で違う | 本物ではめったに見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
製造番号が 商品と箱で違う | 本物ではあまり見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
商品コードが 「690」から始まる | (日本国内だと)本物ではあまり見ないが、 他の箇所が問題なければ 本物の可能性もある |
ヒールパッチが 偽物と同じ | ヒールパッチは本物全て同一なので 偽物確定 (※少しわかりにくいです) |
特に上4つは偽物と判別がつきやすいので、しっかり確認しましょう。
では一つずつ解説していきます。
シリアルナンバーが左右で同じ→本物ではありえないので偽物確定
コンバースCT70のシリアルナンバーは、シュータン(ベロ)の裏に13桁の英数字で記載されています。
これは左右両方に記載されていますが、本物は左右で数字が異なっています。
偽物はシリアルナンバーが左右で同一です。
本物が同じナンバーになることはまずありえないので、これが左右で同じの場合は100%偽物だと思っていいです。
シリアルナンバーは2パターンあるので紹介します。
基本的なシリアルナンバー
基本的には以下のように前半後半の2つで分けられて設定されています。
- 前半の英数字8桁:「生産ロットナンバー」
- 後半の数字5桁:「木型(きがた)ナンバー」
例として、筆者の所持している本物のシリアルナンバーをそれぞれ当てはめると、以下のようになります。
- 生産ロットナンバー:MRF20YJ4
- 左足の木型ナンバー:01093
- 右足の木型ナンバー:02929
この「生産ロットナンバー」と「木型ナンバー」の組み合わせで、本物と偽物の特徴があります。以外、表でまとめました。
本物・偽物 | 前半 生産ロットナンバー | 後半 木型ナンバー |
---|---|---|
本物に多い | 左右で同じ | 左右で違う |
本物でもありうる | 左右で異なる | 左右で違う |
偽物確定 | 左右で同じ | 左右で同じ |
ほぼ偽物確定 (※確率的に) | 左右で違う | 左右で同じ |
本物の特徴として、前半の「生産ロットナンバー」が左右で同じ、後半の「木型ナンバー」が左右で違う組み合わせがほとんどです。
ただ、たまにですが、本物でも前半の生産ロットが異なっている場合も見ます。
本来ならば生産ロットは左右で同一のはずなのですが、工場もしくは販売店や流通経路で、別の商品の左右が箱に納められた場合に起こるのでしょう。
最近よく見るシリアルナンバー
また、読者様から寄せられた情報で発覚しましたが、本物でも、最近の商品だと生産ロットナンバーや木型ナンバーなど関係なく、以下のようにバラバラな場合も見受けられています。
上記のシリアルナンバーのような商品はそこまで多く出回っていないと思いますが、今後は上記で統一される可能性が高いと思っています。
また、最初の「0」の数字に斜線が入ってるパターンも見かけます。
この斜線にどういう意図があるのかはわかりませんが、こういうパターンもあります。
補足:2018年以前のモデルだとシリアルナンバーと品番は左右逆の場合もある
なお2018年以前のモデルだと、シリアルナンバーと品番が左右逆に記載されている場合もあります。
また左右逆だけでなく、2018年以前のモデルにはシリアルナンバーそのものがない場合もあるので、不自然な点があれば「製造番号」を見て、製造年月を確認することをおすすめします。
製造番号が左右で違う→本物ではめったに見ないが、他の箇所が問題なければ本物の可能性もある
コンバースの製造番号は「9Z 2208 BQ7」のように「前半2文字、中央4文字、後半3文字」という具合に記されています。
製造番号はシュータンの裏の両足に同一のものが記載されています。
製造番号は両足セットでつけられるので、左右で同じのはずです。
筆者がメルカリで購入した偽物の商品は、左右で製造番号が違っていたのですぐわかりました。
同じ工場で作られているのに製造番号が異なるということは、通常ではありえません。
しかし、もし左右で製造番号が異なっていても、100%偽物とは言えないです。
複数の流通を経ていると、本物の2足の商品が左右入れ違いで箱に入ってしまった可能性はゼロではないからです。
また、コンバース直営店でも、店頭に飾っている商品をしまう時に別の箱に入れてしまうということもあるでしょう。
なお製造番号の「前半2文字、中央4文字、後半3文字」により、「製造された国、製造年月、流通経路」がそれぞれわかります。
例えば「9Z 2208 BQ7」は、「ベトナム製・2022年8月製造・韓国流通」です。
製造番号の前半の2つの文字は製造された国で表されており、自分の知る限りでは以下のように表記されていることが多いです。
- 9A、9K、9Z など→ベトナム製
- 8E、8S など→中国製
おそらくですが、最初の数字が国(もしくは地域)を示しており、アルファベットが工場を示しているのだと思われます。
例えば「9A」だと、「ベトナムのA工場」といった感じです。
中央の数字4桁は、その商品が製造された年月を表しています。
例えば以下のようになります。
- 「2205」→「2022年5月に製造」
- 「2111」→「2021年11月に製造」
後半の英数字は、流通経路を表しています。
例えば以下のコードなどがあります。
- A34→ヨーロッパ流通(イギリスなど)
- B32→インドネシア流通
- BQ7→韓国流通
- F49→カナダ流通
- L68→中国流通
- M88→アメリカ流通
- P28→タイ流通
これらのことを元にすると、筆者が所持している以下の「9Z 2208 BQ7」は、「ベトナム製・2022年8月製造・韓国流通」ということがわかります。
このように、製造番号は決められた法則によって設定されるので、正規ルートで流通されたものであれば、基本的には同じになるというのがわかると思います。
製造番号が商品と箱で違う→本物ではあまり見ないが、他の箇所が問題なければ本物の可能性もある
製造番号はシュータン裏だけではなく、箱にも同一のものが記されています。
製造番号が箱と商品で違う場合も偽物の可能性がわずかにあります。
実際手に入れた偽物は異なっていました。
コンバース直営店で購入した場合、商品と箱で製造番号が違うということはほぼないです。
ただし、複数の流通経路を経ていたり、店頭に飾られていた場合、「本物だけど商品と箱で製造番号が異なっている」というパターンはたまにあります。
実際に筆者も商品と箱で製造番号が違う本物に遭遇したことがあります。
なので、製造番号が違っていた場合は他の項目も確認するようにしましょう。
商品コードが「88」や「19」ではなく「690」から始まる→(日本国内だと)本物ではあまり見ないが、中国流通の本物の場合もある
世界中のあらゆる商品には、商品コードが必ず割り当てられています。
商品コードは、同じモデル、かつ同じカラー、かつ同じサイズの場合、同一のコードが付与されます。
コンバースCT70にももちろん商品コードがあり、商品タグと箱にコードが記載されています。
なお、本物でも商品タグがついてない場合はあるので、商品タグがついてないからといって偽物と決めつけないようにしましょう。
偽物でも商品タグがついていることが多いので、大事なのは商品タグの有無ではなく、記載されている商品コードです。
もし、商品タグがついていない場合は、箱の方の商品コードを確認しましょう。
なお、箱の商品コードについては、本来の商品コードのシールの上に別のシールが張られていることもあります。剝がしづらいですが、めくると本来のシールが見えます。
よく見ると、上に張ってあるシールの下に本来のシールが薄く見えるので、こちらも確認するようにしましょう。
CT70の本物と偽物の商品コードを調べた結果、日本国内で出回っている本物は「88」もしくは「19」から始まっている商品が多く、「690」から始まっているものは偽物の比率が少しだけ高いということがわかりました。
ただ、「88」から始まっている偽物はありますし、「690」から始まっている本物もあるのであくまで傾向と思ってください。
なお、存在するかもしれないですが、「19」から始まる偽物はまだ見たことありません。
以下から、CT70の商品コードについて本物と偽物の特徴を詳しく解説していきます。(※製造された年月は製造番号で確認できます)
- 2019年以降製造のCT70の黒カラーの商品コードは「8887556」から始まる
- 2018、17年以前製造のCT70の黒カラーの商品コードは「88695」から始まる場合もある
- 黒カラー以外だと「19443」から始まる場合もある
- 中国流通のCT70は「690」から始まる
2019年以降製造のCT70の黒カラーの商品コードは「8887556」から始まる
黒のカラーのローカットとハイカットのサイズ別の商品コードを苦労して調べてみたのですが、本物の多くは「8887556」から始まっていることがわかりました。
2019年以降の製造かつ、黒のカラーを購入された方は、以下から商品コードを確認してみてください。本物であれば一致するはずです。
※製造された年月は製造番号で確認できます
CT70(2019年以降製造)の黒カラーの商品コード一覧↓
サイズ (cm) | サイズ (US) | ローカットの 商品コード | ハイカットの 商品コード |
---|---|---|---|
22.0 | 3 | 888755676981 | 888755675144 |
22.5 | 3.5 | 888755676998 | 888755675151 |
23.0 | 4 | 888755677001 | 888755675168 |
23.5 | 4.5 | 888755677018 | 888755675175 |
24.0 | 5 | 888755677025 | 888755675182 |
24.5 | 5.5 | 888755677032 | 888755675199 |
25.0 | 6.5 | 888755677056 | 888755675212 |
25.5 | 7 | 888755677063 | 888755675229 |
26.0 | 7.5 | 888755677070 | 888755675236 |
26.5 | 8 | 888755677087 | 888755675243 |
27.0 | 8.5 | 888755677094 | 888755675250 |
27.5 | 9 | 888755677100 | 888755675267 |
28.0 | 9.5 | 888755677117 | 888755675274 |
28.5 | 10 | 888755676899 | 888755658550 |
29.0 | 10.5 | 888755676905 | 888755658567 |
29.5 | 11 | 888755676912 | 888755658574 |
30.0 | 11.5 | 888755676929 | 888755658581 |
以下は偽物のパターンになりますが、偽物の箱には26cmと記載されているのに25.5cmの商品コードが記載されています。
商品コードが変わることは基本的にはないので、上記のようにサイズの商品コードが異なっていたら偽物の可能性が高いです。
ちなみに、上記の偽物は、製造番号が商品と箱で違っており、ヒールパッチも偽物のパターンと同じでした。
2018、17年以前製造のCT70の黒カラーの商品コードは「88695」から始まる場合もある
少しややこしいのですが、黒のカラーでも2018、17年以前のモデルは旧型番なので、商品コードが「88695」から始まることがあります。
なので、2019年の方の商品コードの一覧表を確認した時に「商品コードが違うから偽物だ」と解釈しないように注意しましょう。
なお、筆者が見た限りでは旧型番でも少なくとも「88」から始まっているものしか確認できませんでした。
最近はあまり出回っていない古い型なので、サンプルはたくさん集められないのですが、2019年以降と合わせても、「88」から始まっているCT70が大半だと思います。
黒カラー以外だと「19443」から始まる場合もある
黒のカラー以外だと、一部「19443」から始まる商品もあります。
素材が違ったり特殊なデザインのCT70は「19443」が多い印象です。
ちなみに上記の商品は、デニム素材で、3本(通常は2本)の糸で縫製されているCT70です。
なお、筆者の知る限りでは「19443」の偽物は見たことがありません。
これは予想ではあるのですが、偽物を作るのにもコストがかかるので、需要の関係からもわざわざ特殊なモデルを作らないというのがあるのかもしれません。
実際偽物で一番多いのは、人気かつ色素を真似しやすい黒カラーがほとんどです。
そういう意味では「19443」は本物の確率が一番高いのかもしれません。
中国流通のCT70は「690」から始まる
中国流通(製造番号の最後の英数字がL68)の場合、国際規格にもとづいて商品コードは「690」から始まっている場合が多いです。
これは本物偽物に限らず「690」から始まっています。
中国といえば偽ブランド品で有名ですが、CT70の偽物も中国流通が多い印象があります。
今はそこまでですが、一時期はフリマサイトで中国流通の「690」の偽物が大量に出品されていたことがありました。
筆者が購入した偽物にも「690」から始まっているものもありましたが、これは、商品タグと箱で商品コードが違っていたり、製造番号が左右で違っていたり、ヒールパッチが変だったことから偽物だと判断できました。
中国で偽物が作られる場合、もちろん同じ中国の箱の「690」を参考に作られるわけなので、当然偽物も「690」の箱が多くなります。
なので商品コードが「690」からはじまっていた場合、偽物なのか特にチェックすることをおすすめします。
シリアルナンバー、製造番号、かかとのヒールパッチなどをよく確認しましょう。
ヒールパッチが偽物と同じ→ヒールパッチは本物全て同一なので偽物確定
本物のヒールパッチは、個体差(製品ごとの差)がなく、全て同じデザインです。
なので、ここまで紹介した見分け方で偽物だった場合、ヒールパッチのデザインにも違いがあるはずです。
逆に、ここまでの内容で偽物と判定されなかった場合は、ヒールパッチも本物と同じ可能性が高いです。
ヒールパッチで見分けることはできますが、偽物もよく似ているので、注意深く確認しましょう。
以下は一般的な本物のCT70のヒールパッチになります。ちなみに2022年8月製造のものです。
上記が基本ですが、一部CT70には少し特殊なデザインがされている場合があります。例えば以下です。
ただ、上記のようなデザインでも、星の位置や文字の位置などは一般的なデザインと全く同じです。
そして、以下は偽物のCT70のヒールパッチです。筆者の知る限りでは3種類あります。
本物と偽物を比べるとほぼ同じに見えますが、線を引いて目印をつけると、星のマークや文字の位置が少し違うのがわかると思います。
【上記偽物①の特徴】
- ALLの右側の”L”まで星の先端が伸びている
- 右下の星の位置がTaylorの”o”と”r”の間にある
【上記偽物②の特徴】
- Taylorの文字と中央の星の位置が近い
【上記偽物③の特徴】
- 中央の星の上の先端が枠線と近い
- Chuckの”k”が中央の星と近い
知っている偽物は3種類ですが、もしかしたら他のパターンの偽物もあるかもしれません。
もし上記以外に本物のデザインと違うヒールパッチを見つけた方は、当メディア「すにらぼ」のTwitterのDMに画像などを送っていただけますと幸いです。
ちなみにヒールパッチは靴箱のデザインと同じです。
上記の本物のヒールパッチと比較して、星マークの絵柄・大きさ・位置、文字のフォントなどが違う場合は、偽物の可能性が高いのでよく確認しましょう。
なお、本物でも「CONVERSE ALL STAR」の文字の太さが違う場合があります。
筆者は複数の本物のCT70を所持していますが、わずかに「CONVERSE ALL STAR」の太さが違う場合もありました。
ただ星の位置などは全く同じです。
また、ヒールパッチは2018年以前と以降で異なる場合があります。2018年以前だと以下のデザインになっている場合もあります。
このように、文字の書体や大きさが少し違います。
なので、ヒールパッチを見る前に製造番号を見て製造された年月を確認しておきましょう。
CT70の偽物に関して誤解されていることなどの補足情報
筆者はCT70の本物をカラー・サイズ違いなどを複数持っていますが、他のネット情報で正確ではない情報を見かけます。
それらの情報に惑わされている方も多いと思ったので、以下の内容について言及しておきます。
- ソールの高さは4cm以上あるわけでもない
- インソールの裏の色は複数ある
- 本物の方がサイドステッチ(あて布)や縫い目は雑な場合が多い
- 個体差もあるので微妙な違いだけで偽物とは思わないように
- Amazonだと白い靴箱で届くこともある
ソールの高さは4cm以上あるわけでもない
たまに「CT70の本物はソールの高さが約4cmある。3.5cm以下は偽物」というネット情報を見ることがあります。
しかし、この4cmというのは正確ではなく、測り方次第では約3cmになることもあるため、あまりソールの高さに重きをおいて判断しない方がいいです。
例えば、以下のように地面に置いて測ると少しだけかかとが浮くので、約4cmに見えます。
ただ、台などにおいて目盛りに目線を合わせると、約3~3.5cmにもなります。
上記は同じ商品なのに、測り方や角度によってこのような差が生まれます。
また、CT70はサイズが小さくなるとソールは若干低くなります。
27cmサイズと22.5cmサイズを比較すると約0.5cmの差があります。
ちなみに22.5cmの方は、測り方次第ではソールの高さが3cm未満になりそうです。
このように、サイズ、CT70を置く角度、定規をあてる角度、定規の目盛りを見る角度などによって高さが異なるため、ソールの高さで本物と偽物を正確に判別するのは困難です。
なので、ソールの高さについてはあまり時間をかけずに、他のところで判断することをおすすめします。
インソールの裏の色は複数ある
インソールの色についても紹介しておきますが、インソールの色は真贋の判定には向かないので、あくまで参考程度にしてください。
2019年以降(2018年もほぼ該当)に生産されたCT70のインソールは外すことができます。
確認すると、本物と偽物でインソールの裏の色が違いました。
本物は白+黒ですが、偽物はグレー+グレーです。
ただ、本物でもインソールの色が違うことはあるので、もう一度書きますが、あくまで参考程度にしてください。
以下は他のサイズ・カラーのCT70のインソールです。
上記は一部になりますが、同じカラーの本物でもソールの色はバラバラです。なので、「グレーだから偽物」とは思わないようにしましょう。
インソールを横にしてみるとこんな感じです。
よく偽物はソールが薄いと言われていますが、最近のソールは偽物も厚く作られているので注意が必要です。
ついでに表面の違いも載せてきますが、色合いが少し偽物の方がグレーがかっているぐらいで、見た目はほぼ一緒な印象です。
ただ、本物でも個体差によってソールがグレーがかっていることはある(特に古い製造月日など)ので、ソールの色で偽物の判定は難しいと思います。
本物の方がサイドステッチ(あて布)や縫い目は雑な場合が多い
よく他のブログ記事で「CT70の偽物はサイドステッチ(あて布)の縫い目が雑」と強調されていることがありますが、実際は本物でもバラつきがあるので、ここで見分けようとするのもやめた方がよいと思います。
本物と偽物の縫い目が交差する位置などを比較してみました。
比較すると、偽物の方が少し上にズレているのがわかると思います。
しかし、縫い目が交差する位置は、本物でも商品ごとに異なります。
例えば以下ですが、本物でも縫い目が上にズレていたり、ソールに埋まっている場合もあります。
たまに、偽物との見分け方で「縫い目の交差点の位置が~」「カーブの角度が〜」「縫製が甘い〜」などのように言及されていたりしますが、ほとんどアテにならないのが証明できたかと思います。
また、ステッチ(あて布)を内側からも見てみますが、こちらもほとんど見分けがつきません。
比較すると、むしろ本物の方が雑に見えます。
コンバースに限らず、海外の製品は縫い目が雑になっている場合も多く、逆に「この粗さがアンティーク感があっていい」という人もいるぐらいです。
製作する際には、各国・各工場すべて同じミシンを取り扱っているとも限りません。
なので、本物でも多少ズレることがあるため、縫い目やステッチ(あて布)で判断しない方がよいです。
ちなみに、2024年以降の製造だと、内側からサイドステッチ(あて布)が見えない作りになっている場合もあります。
箱や商品で個体差があるため微妙な違いだけで偽物とは思わないように
スニーカー比較研究メディア「すにらぼ」の𝕏のDM宛に、以下の内容の問い合わせをたまにいただきます。
「先日CT70を購入しました。記事で偽物の見分け方を確認して本物だと思ったのですが、自分の持っているCT70と少し違う部分があり、これは偽物でしょうか?」
画像と一緒に上記のような問い合わせをいただいているのですが、このような内容の質問は本物であることが多いです。
これはCT70に限らず、全てのスニーカーに言えるのですが、スニーカーには個体差というものが存在します。
数十足のCT70を所持しているからこそわかるのですが、機械で作られてるとはいえ、同じ品番、同じサイズ、同じカラーの商品でも、以下のように
- ロゴマークのデザインされた位置が微妙にズレている
- つま先がそんなにテカってない場合もある
- 縫い目の位置がズレている
- ソールのゴムの溶接具合が違う
- シリアルナンバーが滲んでいる
など、細かく見ると無数に個体差があります。
また、靴箱のラベルに関しても、バーコードの長さや商品コードの文字の大きさ、インクの濃さなどが違う場合が多々あります。
参考として、以下は全部本物のCT70のラベルです。
少し特殊な品番やカラーは、スニーカーの画像が無い場合も多いです。
上記以外にもラベルの種類はあると思います。そのため、靴箱のラベルのデザインで判断するのもやめておきましょう。ラベルで大事なのは商品コードです。
この記事で紹介しているように、シリアルナンバーや製造番号で偽物か本物かを確認することをおすすめします。
Amazonだと白い靴箱で届くこともある
AmazonでCT70を購入すると、本来のコンバースの靴箱ではなく、白い靴箱に入った状態で届く場合があります。
この状態で届いたからといって、偽物と思わないようにしましょう。
実際に中身を精査すると、商品自体は間違いなく本物でした。
Amazonになぜ白い箱で届いたのか問い合わせてみると、2021年からAmazonが独自に行っている再梱包サービスのようでした。
こちらは、返品対応などで箱が傷ついてしまった場合などに、Amazon側が白い箱に入れ替えて再販をしているようです。
Amazon側としては購入者からのクレームを減らすためにしていると思うのですが、スニーカーに関しては靴箱も一緒に取っておきたい人もいるので、逆効果になっている場合もあると個人的には思います。
もし白い箱で届いて、コンバースの靴箱で欲しかったという人は、Amazonの注文履歴から以下のように選択して返品すると良いでしょう。
- 返品理由「商品に不具合または損傷がある」を選択
- コメント「再梱包サービス用の白い靴箱で届いたため」
ちゃんと書けばAmazon側も返品対応を了承してくれるはずです。
返品の後は再度同じ商品を購入しましょう。
さすがに2回連続で白い箱で届くことは確率的にないと思います。
その他のCT70の偽物・本物の比較画像
もっとCT70の本物と偽物を見分けたい方のために、他に撮った写真を載せておきます。
よかったら参考にしてください。
CT70の偽物を販売している商品・出品者ページの特徴
「Amazon」、「メルカリ」「ペイペイフリマ」などのフリマサイトで販売されているコンバースCT70を見て、個人的に偽物っぽいと思った共通の手法を紹介します。
- Amazon:ステータスが「新規出品者」で購入者からの評価がまだついてない
- Amazon:出品者情報が初期のテンプレートのまま
- フリマサイト:複数サイズの新品を10,000円前後で出品している
- フリマサイト:本物の画像を使う
- フリマサイト:撮影日や名前の立て札を載せる
- フリマサイト:StockXのプレートやタグをつける
- フリマサイト:評価は関係ない
Amazon:ステータスが「新規出品者」で購入者からの評価がまだついてない
Amazon購入ページの販売元の下に「新規出品者」と表示されている場合があります。
これは調べたところ、まだ出品を開始してから期間が短く、購入者から評価をもらっていない場合に表示されるようです。
このような出品者からは買わない方が無難です。
これまで、怪しいと思って購入して偽物が届いたパターンは、どちらもこの「新規出品者」がついていました。
このような出品者は一旦出品者の評価コメントがされるまで待った方がよいでしょう。評価コメントは、出品者情報ページの下部で確認できます。
以下は実際に偽物だった「鎌江きあ」という出品者の評価コメント欄です。
このように、購入者のコメントで偽物かが確認できます。
Amazon:出品者情報が初期のテンプレートのまま
また、筆者がAmazonで偽物を購入したときの出品者は、出品者情報がすべて初期のテンプレートのままでした。
テンプレートの文は以下の通りです。
○○(出品者の名前)は、カスタマーに対し、最高水準のカスタマーサービスを提供することをお約束します。
出品者情報は、販売元の出品者名をタップすると見ることができます。
これも「新規出品者」と表示されるのと同様に、出品を開始して間もない出品者に多いです。
また、出品者が海外の方で日本語の書き方がわからないため、テンプレートのままにしているというのもあると思います。
Amazonは本名、顔出し確認、電話番号、住所公開などの確認が厳しいので、偽物が販売されているとわかるとすぐに出品停止処分が下されます。
Amazonで購入する方は一旦出品者ページを見ることをおすすめします。
フリマサイト:複数サイズの新品を10,000円前後で出品している
CT70の新品をフリマサイトにて複数のサイズの新品を10,000円前後の安い価格で出品している場合は、ほぼ確実に偽物なので絶対に買わないほうがいいです。
ただし、16,000円近くで販売していても偽物のパターンはあり、筆者はどちらも体験しています。
なので「10,000円以内で販売していないから本物」とはならないので注意しましょう。
なお、本家のコンバースの「CT70の商品ページ(※日本からは買えません)」を確認するとわかりますが、CT70のローカットの公式価格は$80(80ドル)です。これを日本円に換算すると11,000円~13,000円ぐらいになります。
ちなみにハイカットの公式価格は$85(85ドル)です。
海外から日本へ持ってこれたとしても、関税や送料などで2,000〜3,000円は上乗せされるはずです。
そして「メルカリ」や「PayPayフリマ」では商品代金の5~10%の手数料がかかり、送料も500〜1,000円ほどします。
税関で没収されるリスク、フリマサイトの商品登録、コメント対応、配送伝票作成、梱包、配送などの手間を考えると、新品を10,000円前後で売るのはそもそも赤字なのでありえないといってもいいでしょう。
フリマサイト:本物の画像を使う
出品されているCT70の掲載画像が本物でも、その商品が届くとはかぎりません。
これは悪質ですが、本物の画像を出品情報で使っておいて、実際に偽物を送ることはあります。
以下の画像だけ見ると本物っぽい気がしますが、商品は偽物です。
なので、掲載画像だけで100%本物と判断するのではなく、届いた商品も必ず確認するようにしましょう。
フリマサイト:撮影日や名前の立て札を載せる
撮影した日付や名前の立て札をCT70と並べているのをよく見かけます。
撮影日を載せていたとしても実際に届く商品は画像と違う可能性もありますし、名前さえ本当に本名なのかも不明です。
笑っちゃうくらいの手法なのですが、これはCT70の本物の信ぴょう性とは全く関係ないので安易に信用するのはやめておきましょう。
フリマサイト:StockXのプレートやタグをつける
スニーカーの世界最大級の取引市場「StockX(ストックエックス)」のロゴマークがついたプレートやタグをつけて、あたかも鑑定済みのように見せかけているのもよく見かけます。
これも信ぴょう性はほぼ皆無といっていいです。
タグやプレートを置いているからといって鑑定済の証明にはならないですし、そもそもStockXのタグだけで販売されているので、それをつけているだけの可能性もあります。
この商品ページを見たとき、21名がこの商品の購入の検討をしていました。偽物を売りたい人に需要があるのがわかりますよね。
なお、実際メルカリで購入した偽物のCT70には、偽物なのにStockXのタグがついていました。
このように、StockXのタグが付いていてもほぼ信用には値しないと思ってよいでしょう。
また、万が一鑑定済みだったとしても、その鑑定済とは別の商品が自分の元に届くことも十分ありえます。
なお、StockXは最近サイト上の「100% Authentic(100%本物)」という表記を削除したことで話題になっているため、鑑定済みだとしても完全には信頼するのはやめましょう。
フリマサイト:評価は関係ない
出品者の評価が良かったとしても本物が届くとは限りません。筆者が購入したメルカリの出品者は評価がかなり高かったのですが偽物が届きました。
おそらく購入者の方が本物かどうか判別せずに、ちゃんと届いた時点で高評価をしているのだと思います。
なのでフリマサイトの評価の高さは、あまりあてにしないようにしましょう。
偽物を購入してしまった場合の返金方法
もし購入後に偽物だと判断できた場合には、出品者に返金・返品依頼をしましょう。
この記事のことを根拠に出品者に報告をすると、基本的には商品を返品後に返金してもらえるはずです。
Amazonの返金方法
まず、商品が偽物と思った場合は出品者に直接連絡をすると良いと思います。
Amazonの出品者のページの下部には「質問する」というボタンがあるので、そこからメッセージで連絡をすることができます。
もしそれでも十分な対応ではなかった場合は、以下の手順で返品をすることをおすすめします。
Amazonの「注文履歴」から購入したCT70を選択後、「返品商品」を押します。
「注文した商品とは違う商品が届いた」を押した後、具体的な理由に「偽物でしたので返品希望です」と記入しましょう。
あとは返品手続きをして返品ができたら無事返金されます。
メルカリの返金方法
メルカリの返品方法は「商品の返品手順について(メルカリ公式)」のページに詳しく記載されています。
メルカリの返品手続きで大事なのは受取評価を絶対行わないことです。受取評価をしてしまうと取引が完了してしまい、キャンセル(返金)ができなくなります。
取引画面の下部から「偽物の根拠」と「返金をしてほしい旨」のメッセージを送りましょう。
すると、おそらく出品者から反論があると思いますが、本物である根拠をしっかり説明してもらうようにしましょう。
出品者は諦めるはずなので、ページ下部の「この取引をキャンセル」を押します。
たまにそれでも認めない場合や、開き直って返品を承諾しないと言う出品者もいますが、その場合以下のように「偽物を販売する行為は犯罪」であることを伝えましょう。
そうするとキャンセルに応じてくれるはずです。
キャンセルをメッセージにて双方で同意できた場合は、以下のように入力して申請しましょう。出品者がキャンセルを承諾すると購入代金は返金されます。
本来であれば、出品者は商品を返品されてからでないとキャンセルの承諾はしないのですが、商品を受け取らずにそのまま取引がキャンセルされる場合もあります。
おそらく偽物を返品されてもしょうがないので、面倒くさくてそのまま承諾をしているのだと思います。
もし出品者から連絡がない場合、メルカリの「トラブル用のお問い合わせページ」から商品IDを記入して事務局に報告しましょう。
偽物の対応をしないと運営元も責任を負うことになるので、メルカリの運営元は必ず対応をしてくれます。
過去にあった別サイトの判例では、以下のように判断が下されています。
――偽物が出品された場合、ネットモールの運営側にも責任はあるのですか。
「模倣品が出品された際、モール運営元にも責任が生じ得ることを認めた判例がある。商品固有の商標を無断使用したグッズがネット販売され、取引の場を提供したネットモールの運営元に対して商標権侵害の責任を負うかが争われたもので、知的財産高裁は『放置すれば運営元にも責任が生じる』との判断を下した」
ネット売買の中古品、「偽物」だったら?: 日本経済新聞
なので、出品者に連絡して24時間経っても返信がなかったら、必ず事務局に連絡するようにしましょう。
通販サイトで買うならAmazonの方がまだ安心
CT70は偽物が多いので「じゃあどこで買えばいいの?」と思う方もいると思いますが、今は「Amazon(CT70)」一択になるでしょう。
Amazonで出品アカウントを作成するのには、約20~30分間のウェブカメラ付きの面談があり、かつ住所・名前・電話番号の公開が必須のようです。そしてハガキでの住所確認もあるので、架空の住所も使えません。
本人確認の面談では、Amazon担当者が出品者の方とお会いして、アップロードいただいた書類および登録時に提出いただいた情報を確認いたします。面談の所要時間は20分~30分です。
Amazon
Amazonだと絶対安心とは言わないのですが、新品を買うなら、メルカリなどのフリマサイトよりかは確実に本物の確率が高いです。
なので、まずはAmazonで確認するようにしましょう。
Amazonの「“CT70″の検索結果」には以下の購入ページがあります。
偽物を販売する行為は懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰
偽物を販売する行為は商標法違反・詐欺などの犯罪になり、懲役10年以下、罰金1000万円、もしくはその両方の刑罰になる可能性があります。
ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が科される可能性があります。
偽ブランド品・模倣品・レプリカについて – メルカリ
もし偽物だと知らずに販売していたとしても、その主張を通すには、商品を購入した経路・記録・その根拠などを提示し実証する必要があります。
この実証をすることは非常に難しく、実証できないと上記と同じ刑罰になるので、「偽物だと知らなかった」では済まされません。
また、出品者が偽物を販売していた場合、サイトの運営元も対応しないと責任を負うことになるので、運営元は個人情報の開示など協力的に対応してくれます。
なので、偽物が届いたら遠慮なく出品者と運営元に報告をしましょう。
コメント
黒カラーですが、商品コードが、
886955026117です。
偽物でしょうか?
144757C
CTAS 70 OX BLACK
と書かれているチャックテイラーを購入しました。
2017年に韓国で購入されたそうです
すみません、自分が調べたのは2018年以降の新型のCT70の商品コードだったのですが、2017、18年以前のCT70には商品コードが「88695」から始まるものもあるようですね。
こちら追記しておきます。
また「144757C」は旧品番なので違和感はないと思います。
偽物の可能性は無限にあるので、コードだけで本物とは判断できませんが、他に偽物っぽい要素がない場合はほぼ本物と思ってよいかと思いました。
横から申し訳ございません。
2017、2018以前の商品コードに「88695」から始まるものがあるということを、こちらのコメント欄ではなく本文へ追記していただきたいのですがご検討いただけますでしょうか?このコメント欄まで到達せず本文のみで判断されている方もおられるかと思います。こちらは検索すればトップに出てくる影響力のある記事です。都度情報の更新をしていただきたいと思います。
こちらは以前から記載済みですね。グレーの背景になっているところです。
ご回答ありがとうございます。
申し訳ありません。
見逃しておりました。
別のグレーの背景の部分で
黒カラーなのに商品コードが”8887556”から始まっていない
→偽物確定
と記載されている箇所がありますが誤解を招く可能性があるので、こちらに
”2019年生産以降のモデルで”
という一文を追加していただけると分かりやすいかなと思いました。
ご検討いただけますと幸いです。
たしかに誤解する方もいそうな気がしたので、追記しておこうと思います。
ありがとうございます。
ご検討くださりありがとうございます。
旧モデルのct70を探しており、偽物判定の基準が分からなかったため検索したところこちらの記事に辿り着きました。
情報が多くとても参考になりましたので今後もアップデートされていくことを期待しております。
有用な記事をありがとうございます。
国内で伊藤忠がコンバースの商標を持ってる限り、アメリカで販売されてるct70自体本物、偽物関係なく偽ブランド品扱いされてる現状でどうやってct70を偽物ではないと実証するんですかね…?
たしかに、コンバースジャパン(伊藤忠)目線だと米国コンバース社の製品は全て偽物と言えるかもしれませんね。
他の真贋比較サイトより分かりやすくまとまっていますね!
素晴らしいです!
あとは流通エリアのコードとサイズ表記の矛盾など付け加えてもいいかもしれませんが、
あまり載せすぎても偽物業者に対策されてしまうので難しいところですね。
コメントありがとうございます!
そうですね!色々わかり次第追記する予定です!
偽物業者の懸念はあるのですが、キリがないのでなるべくは紹介したいと思っています、、!
「REVOLVE」という通販サイトのct70は本物でしょうか?
すみません。購入したことがないのでわからないですね。。
ただ個人的には購入はおすすめしません。
海外発送の場合は、偽物が届いても返品・キャンセルを受け付けていないことが多く、仮に本物だとしても日本の税関に見つかると返金されずに没収されてしまいます。
そのリスクを考えて購入する必要があると思います。
メルカリで本物のタグを偽物に取りつけて販売してる出品者を2名ほど確認出来たので、気を付けた方が良いです。中底の縫い目が明らかに偽物でした…
一応リンク貼っときます。https://jp.mercari.com/item/m80707187595?utm_medium=share&utm_source=ios
情報提供ありがとうございます。
こちらの商品が偽物なのかはちょっと判別できないのですが、たしかにメルカリは偽物の販売多いですよね、、、
フリマサイト系で買うときは特に気をつけるべきだと思います。
すみません。失礼します。
Amazonで購入したのですが、右足と箱の製造番号は9Z 2108 BQ7で同じなのですが、左足は9Z 2208 BQ7となっています偽物というか、この場合の判断はどうしたらよいでしょうか。
左右で製造番号が違うというのは通常ではありえないので、その旨を出品者に伝えると良いと思います。
その返答次第で怪しかったら返品するというのはどうでしょうか?
Amazon出品者のページの「質問をする」からメッセージを送ることができます。
ちなみに今後購入する方の参考になると思い、その出品者のストア名を教えていただくことは可能でしょうか?
以下手順で見ることができます。
Amazonの注文履歴に移動
https://www.amazon.co.jp/gp/your-account/order-history
↓
購入した商品を選択
↓
注文内容を表示
↓
「発送の詳細」の販売元に記載されているかと思います。
ご丁寧にありがとうございます。
販売元はワールド倉庫 さんでした。
情報提供ありがとうございます。
怪しい販売元は記事内にてまとめておこうと思います。
コメント失礼します
タグもソールもパッチも投稿主さんと全く一緒でした!
メルカリで購入してしまい確実な証拠がほしいのですが、
シューホールが6つのct70ローカットは存在するのでしょうか?
自分のやつはシューホールが6つでした。
はい、ローカットでサイズが26.5cm以下であれば、本物でも偽物でもシューホール6つは存在しますね!
記事内の画像は27cmサイズなのでシューホールは7つですが、サイズに応じてシューホールの数は変わります。
ただ、本物で27cm以上だとシューホールが6つというのは存在しません。
返信ありがとうございます。
そうなんですね自分のサイズが26.5だったのでそこは間違いではないのですね。
ただ韓国で購入したと言う説明文が
他の出品者が使っている文章と全く一緒でした。
そのみんながct70をやたらと販売しています。
その上届くとストックxのタグが2個もついていました。
まだ評価はしておりません
CO♡coと言うメルカリの出品者さんです。
あとあと過去の出品物を確認すると
怪しさがてんこ盛りでした。
一度確認してみてはもらえませか?
すみません、メルカリにはたくさんの出品者がいて、どの方のことを指しているのかわからないため、できればその方のページURLなどを送っていただきたいです。
ただ、過去の出品物を見ても今手元にあるものが本物か偽物かわからないため、あまり参考にならないような気はします。
この記事以上のことは説明できませんが、届いたCT70の各部の画像を当メディア「すにらぼ」のTwitter( https://twitter.com/sneakers_labo )にDMしていただくか、メンションをつけて画像付きでツイートしていただければ確認することはできます。
フリマアプリ「メルカリ」で CO♡coさんが販売中
https://jp.mercari.com/user/profile/818386942?utm_medium=share&utm_source=ios
こいつですよね。
偽物ですよ。韓国で購入したと説明文に書いてありますが、ラベルの流通コードは台湾、サイズ表記がcmと矛盾が多すぎ。
受取評価してしまったのならご愁傷様です。
URLありがとうございます。
たしかに偽物が多いような気もしますね。
この方から購入した方は、届いた商品を特に注意して見る必要があると思います。
なんか黒タグ(韓国流通品)が正規品の証みたいに勘違いしてる初心者が多い感じするけど出回っている偽物は韓国流通コードが断然多いからね。
①ヨーロッパ流通コード…A34(cm表記)
②アメリカ流通コード…M88(cm表記)
③カナダ流通コード…F49(cm表記)
④中国流通コード…L68(mm表記)
⑤台湾流通コード…B51(mm表記)
⑥韓国流通コード…BQ7(mm表記)
※他にもありますがマイナーなエリアは割愛します。
①~③の流通コードの偽物はほとんど見かけないけど、④~⑥のアジア圏流通コードは偽物が多いから真贋見分けつかない人は避けた方が無難ですね。
サイズ表記も流通エリアによって異なるからこれ覚えておくだけでラベルのサイズ表記が矛盾しているとか偽物を見抜けますよ。
情報提供ありがとうございます。
自分の知らない流通コードもありましたので、記事内に追記させていただこうと思います。
コメント失礼します。先日購入しましたCT70について相談です。
シリアルナンバーや製造番号などは確認して偽者ではないとわかったのですが、内側のサイドのサイドの縫い代が広く縫ってあり、表からみても、ステッチからソールの距離が近いように感じるます。
あと、紐も短く120センチでした。サイズは24.5センチです。
こちらは、ホンモノでしょうか?
結論、本物と思ってよいと思います。
サイドの縫い目は個体差があり、位置がズレていることは多少あります。また、この記事の画像のは27cmサイズですが、サイズが小さくなるほどステッチも小さくなるので縫い目がソールと近くなります。
紐については、「27cmサイズの紐が130cm」ですので、小さいサイズだと短くなります。自分は23cmサイズも所持していますが、紐の長さは100~110cmです。
※紐の長さについては、たしかにサイズによってややこしく感じる気もしたので、記事上で削除するか書き方を変えようと思います
どうしても気になる場合は鑑定に出した方がスッキリするかもしれませんが、その情報だと個人的には偽物とは断定できないと思いました。
すにらぼ様
ありがとうございます。
サイズ、また個体差がありますよね。
あまりにも、小さかったので疑っていました。
いろいろな見解があり、悩んでおりましたが、このまま履こうと思います。
とても、詳しく、また分かりやすい為すごく参考になりました。
ありがとうございます♪
個体差があることをもっと明記しておこうと思います。
記事が参考になったのでしたら幸いです!
コメント失礼致します。
メルカリで、箱のバーコードが19443なので、指摘した所、海外企画なのでとキレられてしまったのですが、本物でしょうか?
箱のバーコードNo.以外は大丈夫だと思うんですが、箱のバーコードだけ気になってしまい、、
海外企画だと、バーコードは88695、888755、19443以外でも本物はあるのでしょうか?購入先は昔から通っているオーナーとは親しい大宮の古着屋で新品で購入との事なんですが。
箱のバーコードが19443から始まっているのであれば問題はないとは思うのですが、どの部分が気になりましたでしょうか?
コメント失礼します。
コンバースの内側マークが左右で位置がずれているのですが、このようなことはよくある事でしょうか?もしくは偽物でしょうか。。
ハイカットに刻印されている丸いロゴマークのことでしょうか?
どの程度のズレなのか気にはなるのですが、本物でも偽物でもズレているという感覚の物は自分は見たことがないですね。。
本物と偽物を見比べてもハイカットの丸いロゴマークではほぼ見分けがつかないぐらいです。
もしよろしければ、画像をTwitter( https://twitter.com/sneakers_labo )にDMしていただくか、メンションをつけてツイートしていただくことは可能でしょうか?
追記
画像ありがとうございました。自分の所持しているCT70と見比べてみたところ、最終的に個体差の範囲内ということになりました。
コメント失礼いたします
メルカリでct70の23cmを購入しました。
シリアルナンバー、製造番号などは、大丈夫だと思うのですが、サイドステッチの幅がかなり狭く、また、先端の方の付け根とつながっていないため、すこし違和感を感じます。
本物でもそのようなステッチは、ありますか?
記事にもあるように、サイドステッチは本物でも個体差がかなりあるので、本物か偽物かの判断はできないですね。。
「本物にもあるのか」でいうと、サイズが小さくなるとサイドステッチも小さくなるので、23cmだと、幅がかなり狭いというのはあります。一応自分も22.5cmと23cmを所持しています。先端の方の付け根とつながっていないというのはどの部分なのかちょっとわかりませんが、おそらくその情報だと本物だと思っています。
もし不安でしたら画像をTwitter( https://twitter.com/sneakers_labo )にDMなどに送っていただければ確認することはできますのでご検討ください。
追記
画像ありがとうございます。見させていただいたところ、あくまで個体差の範囲内ということで、本物の可能性が高いとは判断しました。
コメント失礼致します。
先日ローカットのブラックの26cmをフリマサイトで購入しましたが、このサイトで確認すると箱の商品コードが25.5cmと同じ番号になっています。偽物の可能性が高いですか?
単純に25.5cmの箱に入っているだけの場合もあるので、それだけで中の商品が偽物か本物かは判断できません。通常だと商品と箱でサイズが異なることはありえないですが、転売などでまわった商品だとなにかの手違いで起こりうる可能性もあるかもしれません。
ちなみに、箱のサイズ表記は26cmなのでしょうか?商品コードだけ25.5cmになっているパターンははじめてですので、その場合画像をTwitter( https://twitter.com/sneakers_labo )にDMに送っていただくことは可能でしょうか?
追記
DMにて画像提供ありがとうございます。はじめてのパターンでしたので、許可をいただいたうえで記事に掲載いたしました。
返信ありがとうございます。
送らせていただきます。
コメント失礼します。
メルカリで購入。シリアルナンバーが
前半:「生産ロットナンバー」(英数字混合)
後半:「木型(きがた)ナンバー」(数字5〜6桁)ですが
前半:右、左が違う 後半:英数字混合
右側:04PVBJSWJX94J
左側:04V1WQA1WV700
偽物でしょうか。9Z-2301-M88です。
生産ロットナンバーと木型ナンバーの組み合わせについては、記事にも記載しているとおり、”本物でもありうる”に該当します。その情報ですとそれしかしかわからないので、他のポイントを確認をすることをおすすめします。
もしそれでもわからなければ画像をTwitter( https://twitter.com/sneakers_labo )のDMに送っていただきますと確認することはできますのでご検討ください。
追記
DMありがとうございました。画像をたくさん送っていただきましたが、偽物の要素が見当たりませんでしたので、個人的には商品は本物だと思いました。
本物、偽物問わず、中国物は、
『690』始まり、大変まぎらわしいですけどね。
クオリティの高い偽物は皆、中国産ですから『690』で始まります。fake工場では恐らく、正規品のバーコードを偽造する事が状態化していると思われます。
パスポートや運転免許証の偽造も歴史が長い国で、偽造先進国です。ATMから偽札が出てきても『あるよね~』って言われちゃう国(笑)…。
ATMって、その銀行の正規店みたいな所じゃないの?と…
もう中国の何を信じて良いのやら。
過去、転売目的でCT70を海外で買い付ける連中も
『中国流通品はやめとこ…』と。
それは正規店でも信用出来ないな~って理由です。
韓国、台湾、香港の方がまだマシ。
タイやシンガポールでもいいけど、
中国だけは避けよう。って空気がありました。
メルカリのCT70を何年もウォッチしていますが、中国流通CTの出品者は
極端に少なかった。
それは、日本国内に入ってきてる中国流通品は、本物よりも偽物の数の方が圧倒的に多いとゆう事です。
偽物は間違いなく『690』始まりですし、690でも本物が在るし。
>商品コードが「88875」「88695」「19443」「690」のいずれかから始まっていないCT70は、偽物確定…と書かれてますが、間違いです。
↑ココだけを見て、
『690で始まるから本物だぁ〜』
と結論を出す人が居るでしょうから、少々危険かなぁ。
バーコード・リーダーで読むと大抵は、どこの流通国であっても本物は88、19の始まりで『アメリカ合衆国/カナダUPC』と出ます。つまりconverse社はアメリカ企業でゴザイマ〜ス!本来、そんな表示になるはずナンですが、中国の本物は69始まりの『中国EAN13』と出ます。偽物も同じく中国EAN13と出る。
ちなみにTHAILAND(タイ)の流通品は『タイEAN13』と出ます。
知る限りこの2カ国だけ…お国の事情なんでしょうけど。
ご指摘と情報のご提供ありがとうございます。
たしかにわかりにくい部分もありますので、最もなご指摘だと思いました。
記事は時間をかけて修正する予定です。
貴重なご意見ありがとうございます。
はじめまして。ct70の真贋に関する大変有益な情報を掲載して頂きありがとうございます。先日台湾経由で黒のハイカットを入手しました。こちらのページに記載のある本物の条件は満たしているようなのですが、ラバーに光沢がありません。個体差で光沢がないモデルもあったりするのでしょうか?それとも自分の所持しているハイカットは偽物なのでしょうか?お返事頂ければ幸いです。
光沢というのはつま先やソール周りのところの事でしょうか? 自分の知る限りでは光沢がないというのは本物でも偽物でも見たことがないですね。もしよければツイッター( https://twitter.com/sneakers_labo )のDMに画像を送っていただくことは可能でしょうか?
追記
DMにて画像ありがとうございます。個人的には個体差の範囲内だと思いましたので、本物だと思いました。
この度は貴重なお時間を割いてご対応頂きありがとうございました。安心して履き潰したいと思います。
こちらこそご対応ありがとうございます。またお聞きしたいことがありましたらご連絡いただけますと幸いです。
コメント失礼いたします。
メルカリでCT70の購入を検討しています。
製造番号が左右、箱でバラバラなのですが、偽物でしょうか。
その商品が偽物かはわかりませんが、買うことはおすすめしないですね。
大変分かりやすい記事をありがとうございます。
一点質問なのですが、本記事の1番上の赤枠の内容で、「chuck city→シリアルナンバーが左右で違う…」とありますが、シリアルナンバーではなく製造番号ではないのでしょうか?
本記事にシリアルナンバーは左右で違うものが本物と書かれているため気になりました。
ご指摘ありがとうございます。
たしかに、正しくは製造番号になりますね。。
こちら修正しておきます。ありがとうございます。
コメント失礼します。
メルカリで中古のCT70購入しました。まだ届いていないのですが、片方だけベロ裏のタグ写真載せてまして、サイズがMM表記なんですよ。でも数年前にロサンゼルスで購入したと書いてあって…それってありえるんですか?
絶対ないとは言い切れないと思います。
MM表記は韓国や中国流通のものが多いですが、二次流通の商品をロサンゼルス経由で購入した可能性もあると思います。
もし届いたら、受取評価をする前に、この記事で本物か偽物かを確認することをおすすめします。
参考箇所( https://sneakers-labo.com/converse/ct70-fake/#me )
回答ありがとうございました。
また何かありましたら質問させて下さい。宜しくお願い致します。
Hanafactory というサイトは本物でしょうか?
ct70の値段もカラーによってはセールで1万円ぐらいのもありました。
韓国から国際便で送られてくるそうなのですが、そもそも税関で引っかかる可能性が高いような気がするのですが、、
ご意見をよろしくお願いします。
すみませんが、そのサイトで購入したことがないので本物かわかりません。
税関で引っかかる可能性も考えて、購入することは個人的にはおすすめしません。
CT70について。
シュータン(ベロ)裏のシリアルナンバーについてですが、最近12桁とか、14桁のシリアルナンバーを見かけます。
12、14桁のシリアルナンバーは全て偽物と見てよろしいでしょうか?
コメントありがとうございます。
12桁、14桁のシリアルナンバーが全て偽物とは断言できないですね。
記事で紹介している
・基本的なシリアルナンバー
・最近よく見るシリアルナンバー
のように、本物のシリアルナンバーでも変わることがあるためです。
また、自分の知ってる範囲だと、まだ12桁、14桁のシリアルナンバーを見たことがないのですが、どこで見かけたか教えていただくことはできますでしょうか?
もしくは所持されている場合は、当メディアのX( https://x.com/sneakers_labo )のDMまで画像を送っていただくことは可能でしょうか?
ご回答ありがとうございました。
つい今でもメルカリに出品されてました。
CT70 ブラックで見て見るとヒットします。
よかったら見てみて下さい。
ありがとうございます。メルカリで確認したとのこと、承知しました。
全てを確認したわけではありませんが、シリアルナンバーが12桁の商品で自分が確認できたのは以下のショップ名の商品でした。
ショップ名:nabechanstore
こちらの商品は製造番号が商品と箱で違うのもあるので、購入はおすすめしないですね。
ですね。
私もそれ見ました。
すにらぼ見た後、PayPayフリマや、メルカリ見るとたくさんの怪しい商品があります。
いろいろと参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。