ナイキのレボリューションは、ランニングシューズとして開発されたモデル。
スポーツシーンはもちろんのこと、私服に合わせて普段履きもできるスニーカーです。
しかし、スポーティーなスニーカーは本当に普段使いできるのか、ダサいと思われないのか不安に思う人もいるでしょう。
そこで今回、当メディアでは最新モデルである「レボリューション」についてアンケート調査を実施。
すると、ナイキ「レボリューション」は過半数の人から好印象を持たれるスニーカーであることが分かりました。
- 調査対象者:ファッションに興味・関心がある方
- 調査人数:134名(男性68名・女性66名)
- 調査年齢:10~60代
- 調査元:Webアンケート
この記事では、ナイキ「レボリューション」がダサいと言われたポイントや、オシャレに履くコツを詳しくご紹介します。
結論:好印象が多数!普段使いもできるおしゃれなランニングシューズ
今回のアンケートで、ナイキ「レボリューション」を高く評価した人は全体の62.7%。
世間では、半数以上の人から良いイメージを持たれていることが分かりました。
項目 | 点数 | 票数 | 割合 |
---|---|---|---|
オシャレ | 5点 | 30票 | 22.4% |
ややオシャレ | 4点 | 54票 | 40.3% |
普通 | 3点 | 34票 | 25.4% |
ややダサい | 2点 | 15票 | 11.2% |
ダサい | 1点 | 1票 | 0.7% |
平均・合計 | 3.7点 | 134票 | – |
一方、「ダサい」「ややダサい」と評価した人の割合は11.9%で、全体的には少数派。
この結果から、レボリューションにおける他人からの印象は、過度に気にする必要はないと言えるでしょう。
普段履きにも十分利用できるスニーカーです。
男女差はなし!どの年代からも好評であることが判明
続いて、男女別・世代別の数値結果を見てみましょう。
性別 | 人数 | 全体の割合 | 平均点数 |
---|---|---|---|
女性 | 66票 | 49.3% | 3.7点 |
男性 | 68票 | 50.7% | 3.7点 |
合計 | 134票 | – | 3.7点 |
年齢別 | 人数 | 全体の割合 | 平均点数 |
---|---|---|---|
10代 | 0票 | 0.0% | 0.0点 |
20代 | 17票 | 12.7% | 3.6点 |
30代 | 45票 | 33.6% | 3.8点 |
40代 | 47票 | 35.1% | 3.5点 |
50代 | 17票 | 12.7% | 3.6点 |
60代 | 7票 | 5.2% | 4.7点 |
70代 | 1票 | 0.7% | 3.0点 |
合計 | 134票 | – | 3.7点 |
平均点数は男女どちらも3.7点で、性別で印象差はないことが分かります。
そして世代別結果としては、20~50代の平均点数が3.5~3.8点。目立った差はありませんでした。
しかし、60代だけは平均点数が4.7点と突出して評価が高い点が特徴的です。
この結果から、レボリューションはシニア層から特に印象の良いスニーカーと言えるでしょう。
ナイキ「レボリューション」がダサいと思われている要素
世間で高い評価を得ているレボリューションですが、1割程度の人からは「ややダサい」と思われていることも事実です。
そこで本章では、レボリューションがダサいと思われている要素をアンケート結果とともにご紹介します。
スポーティーすぎる
ランニングシューズとして販売されるレボリューションは、見た目だけでなく機能性にも優れています。
履き心地の良いリサイクルメッシュとクッション性のあるソールは、スポーツシーンでも活躍するでしょう。
しかし、一部ではメッシュ素材のレボリューションに対して「スポーティーすぎる」と抵抗感を持つ人も。
アンケートで「ややダサい」と評価した人からは、以下のような意見がありました。
■男性 20歳 大学生(回答:ややダサい)
スポーティーすぎて、汎用性が低いと感じました。普段の服装に合わせるとアンマッチな感じが出てしまいます。
■男性 47歳 サービス業(回答:ややダサい)
あくまで個人的にですが、ランニングやマラソン用のシューズを普段履きするのはダサい行為だと思うからです。自分が走るのが趣味なので、余計にランニング用のシューズは普段履きしません。
■女性 37歳 サービス業(回答:ややダサい)
普段履きと言うよりもメッシュ素材がスポーツや部活で履きそうな感じだからです。
■女性 35歳 専門・技術職(回答:ややダサい)
ナイキのロゴが主張しているので、アスレジャーやスポーティな履き方でないと、おしゃれさをだすのが難しいように思いました。
どうやら「スポーティーなデザインは普段使いしづらいのでは?」という懸念から、低く評価されたようです。
しかし、今回のアンケートでは、実際にレボリューションを普段使いしている人から以下のような回答も得ています。
■女性 45歳 専業主婦・主夫(回答:ややオシャレ)
私も息子も所有していますが、色々なコーディネートに合わせやすいのでこれと言って特徴はないですが、一番出番が多いスニーカーです。
男女問わずどんなスタイルにも合うので玄関でついつい手に取ってしまいます。
■男性 34歳 サービス業(回答:ややオシャレ)
シンプルなデザインなので色々な服装に合わせやすく、汎用性が高いです。
愛用者の回答を見ると、普段着にも問題なく合わせられることがうかがえます。
むしろ、シンプルで日常使いにぴったりのスニーカーと言えるでしょう。
「ランニングシューズを普段履きするのはダサい」という意見も一部にはありますが、服との合わせ方のポイントをおさえればダサくなることはありません。
記事の後半では、レボリューションをおしゃれに履きこなすポイントも解説するため、こちらもぜひ参考にしてください。
安っぽく見える
レボリューションの相場価格はおよそ5~6千円台ほど。
手軽に手に入れやすい点も魅力のひとつです。
しかし、アンケートではメッシュ素材やソールの形状に対して安っぽさを感じる人もいることが分かりました。
■男性 40歳 事務職(回答:ややダサい)
ランニングシューズのような見た目で、材質も安っぽく見えるのでかっこいいと思わない。
■女性 50歳 専業主婦・主夫(回答:ややダサい)
メッシュ系の通気性に富む素材を使っていると思いますが、その軽く見える素材に見た目にチープな印象を持ってしまいます。
■男性 40歳 専門・技術職(回答:ややダサい)
ソールの形状が独特でかなりチープな印象を受けるから履きこなすのが難しそうだと思う。
実際にお手頃価格で提供していることもあり、高価なスニーカーと比べると安っぽいと言われることは否めません。
しかし、ブランド力を感じさせるナイキロゴは全世代から大好評。
懸念点であるチープさをカバーしてくれています。
■男性 45歳 事務職(回答:ややオシャレ)
刻印されているナイキのマークにブランド力があり、質感も高級感が打ち出されて全体として完成したオシャレな靴になっていると思います。
■男性 57歳 生産工程職(回答:オシャレ)
控えめな主張ながらも一目で「ナイキ」と分かるブランド力はすごいと思います。
■女性 34歳 サービス業(回答:ややオシャレ)
ソールの裏面の模様も凝っていますし、ナイキのシンボルマークがシンプルかつ大胆に施されているところがオシャレだと感じました。
なお、レボリューションは環境に配慮したサステナブル素材を使用しているため、SDGsに配慮できる点も魅力的。
「安い」という側面だけで一括りにせず、開発の背景にも注目すると愛着のある一足になるでしょう。
無難で地味な印象
シンプルなデザインのレボリューションは、汎用性の高いスニーカー。
スポーツシーンはもちろんのこと、さまざまなテイストの私服と組み合わせられます。
先述の通り、愛用者からも評価されていましたが、一部では「シンプルすぎる」という意見も見受けられました。
■男性 45歳 専門・技術職(回答:ややダサい)
無難なスニーカーだと思います。メーカーは問わないとしたならば、もう少しグラデーションに欠けていると思います。アクセントさがあれば売れるスニーカーになるかと。
■女性 51歳 サービス業(回答:ダサい)
無機質な感じがするし、デザインが好みではないのでダサく感じます。またレディース向きではないと思う。
■男性 46歳 専門・技術職(回答:ややダサい)
似たようなデザインの物がすでにある。もっと画期的なデザインが好ましい。
凹凸がなくフラットで、特殊なデザインポイントがないレボリューションは「地味」「無機質」と感じられることもあるようです。
スニーカーを主役とするコーデを組みたい人にとっては、物足りなさを感じることもあるでしょう。
しかし、服を主役にするのであれば、一転してシンプルなスニーカーが重宝されます。
「スニーカーに合わせる服がない」と悩むことはないため、着回しやすいスニーカーを探す人にはおすすめですよ。
ダサくならない「レボリューション」のおしゃれな履き方を紹介
「私服とは合わせづらそう…」と不安な人は、履き方のポイントをチェックしましょう。
こちらでは30代までのヤング世代と40代以降のミドル世代に分けて、それぞれおすすめの履き方をご紹介します。
【ヤング男性】ラフなデニムとアクセサリーを合わせる
定番のデニムコーデはカラーやシルエットに要注意。
おすすめできるのは、明るめカラーで裾が広めのバギーデニムやワイドデニムです。
実際に、アンケートでは「オーバーサイズでラフな印象にまとめたい」という意見が目立ちました。
■男性 22歳 サービス業(回答:オシャレ)
黒のジーパンかオーバーサイズのズボンを履いて、靴下を明るい色にして合わせたいです。
■男性 30歳 建設 ・採掘業(回答:普通)
靴がシンプルなのでパンツとシャツもシンプルに合わせた方がいいと思う。パンツは薄めのジーンズにシャツはワンポイントのもので合わせてシンプルなネックレスを合わせればいいと思う。
■男性 33歳 事務職(回答:オシャレ)
カジュアルで動きやすい、すこしラフな格好とあわせるととても見栄えよくみえると期待できる。
コメントにもあるように、シンプルなネックレスを合わせるとこなれ感が出ておしゃれな印象になるでしょう。
シンプルなアイテム同士の組み合わせだからこそ、アクセサリーの活用が大切です。
一方、ストレートデニムやインディゴカラーなど、落ち着いた印象のデニムは野暮ったい印象になることもあります。
定番アイテムの組み合わせは、少し抜け感を演出できるように意識すると良いでしょう。
【ヤング女性】ガーリーなスカートと合わせる
レボリューションはパンツ選びを間違えると、運動着のような印象になることも。
街歩きにはミスマッチになる懸念があるため、ボトムス選びを難しく感じる人もいるでしょう。
しかし、ガーリーなスカートを1点投入すれば、スポーツイメージがガラッと変化します。
30代の女性からは、「かわいらしいワンピースやフレアスカートに合わせたい」という意見が多くよせられました。
■女性 34歳 サービス業(回答:ややオシャレ)
レースやフリルが施された、ガーリーコーデの「外しアイテム」として履くと可愛いと思います。例えばワンピースやガーリーなスカートと合わせて履いてみると、足元のシューズだけがスポーティなので甘辛MIXになり、良いアクセントになると思います。
■女性 32歳 販売職(回答:オシャレ)
あえてシフォンのワンピースなど可愛らしく軽やかな格好に合わせて履きたい。
デニムのジャケットなどを合わせてカジュアルなスタイルにしても素敵だと思う。
■女性 30歳 専門・技術職(回答:普通)
スポーティな服装でも合わせやすいと思うが、あえてガーリーなワンピースやスカートに合わせると、カジュアルダウンされてこなれ感が出ると思う。その際はこれからの季節真っ白のスニーカーがおすすめです。
厚底過ぎず、シルエットもスマートなレボリューションは、子どもっぽい印象になりません。
若々しいコーデを目指すヤング女性のカジュアルコーデにはぴったりのスニーカーです。
お気に入りのスカートを引き立てるアイテムとして、検討してはいかがでしょうか?
【ミドル男性】ブラックをフォーマルに合わせる
シルエットがスタイリッシュなレボリューションは、実はフォーマルなスタイルとも組み合わせOK。
オフィスカジュアルスタイルに合わせるなら、黒のレボリューションがおすすめです。
今回のアンケートでは、ミドル世代以上の男性から「フォーマルスタイルに合わせたい」という意見が多くあがりました。
■男性 64歳 会社経営・役員(回答:オシャレ)
選ぶカラーリングによって、カジュアルが主のものと、全体にブラック系であれば、若干フォーマルよりでも使えると思います。
■男性 64歳 専門・技術職(回答:普通)
本来のスポーツウエアやはもちろん、スーツなどのビジネスウエアにも合いそうなデザインだと思います。
■男性 45歳 事務職(回答:ややオシャレ)
ブラックであれば仕事でもジャケットスタイルに合わせて履けば、ビジネスシューズとして違和感無く利用できると思います。
フォーマルスタイルと合わせたコーデは、もちろん世代を問わず着用可能。
落ち着きのあるミドル世代以上の男性にもピッタリでしょう。
なお、実際にレボリューションを持っている男性からは以下のような意見もありました。
■男性 45歳 サービス業(回答:ややオシャレ)
営業の時外回りに履いていましたが、スーツでも動きやすく便利でした。黒×レッドのカラーだったので人に覚えてもらえるメリットもありました。
■男性 24歳 サービス業(回答:ややオシャレ)
普通のTシャツやパーカー、ビジカジ風にしても似合うと感じた。
20代の男性からもフォーマルコーデは高評価を得ており、スニーカーで外すコーデは幅広い世代から好印象であることがうかがえます。
ビジネスシーンの自由度が高まってきた昨今、仕事着にスニーカーをプラスしてコーデを楽しむのもありですよ。
【ミドル女性】ロングスカートに合わせる
ヤング・ミドル問わず、女性からは「スカートと合わせたい」という声が多数見受けられました。
ミドル層はヤング層に比べるとロングスカートの支持率が高め。
体型カバーできるアイテムに合わせたいと考える人が多い傾向にありました。
■女性 46歳 専業主婦・主夫(回答:ややオシャレ)
足首が出る丈のチノパンやデニム+Tシャツに合いそうです。ふわりとした無地のロングスカートで履くのも良さそうだと思いました。
■女性 58歳 専業主婦・主夫(回答:普通)
ラフな恰好に合わせて、全体的にスポーティにするのもいいですが、ロングスカートに合わせるなどして、あえてはずすのもアリかと思います。
■女性 58歳 事務職(回答:ややオシャレ)
女性なら、ロングスカートにソックスをあわせてスニーカーをはくとかっこいいと思います
ふんわりしたロングスカートも、レボリューションを合わせればカジュアルダウン。
かわいらしい服装も抵抗なく着用できるでしょう。
また、カバー力は下がりますが、あえてタイトなロングスカートを合わせたきれいめカジュアルコーデもおすすめです。
おしゃれなディナーやショッピングなど、ちょっとおしゃれしたいシーンで活用しても良いでしょう。
ナイキ「レボリューション」のスニーカーコーデ例
こちらでは、世代を問わずおすすめできる、レボリューションのコーディネート例をご紹介します。
以下のコーデを参考にして、レボリューションを上手に履きこなしましょう。
女性のコーデ例:ロゴT×スカートの清楚カジュアルコーデ
ロゴTシャツにスカートを合わせた定番コーデは、全世代の女性におすすめ。
シンプルなレボリューションはスカートの柄と喧嘩することなく、好きな色柄を合わせられます。
また、コーデをカジュアルダウンさせてくれる一方、優等生風にまとまる点も魅力のひとつ。
控えめなブランドロゴTを合わせれば、スニーカーコーデも清楚な印象にまとまりますよ。
女性のコーデ例:モノトーンコーデならテイストを問わない
ブラックのレボリューションはモノトーンコーデで大活躍。
ソールが黒いデザインは特に足長効果が狙えるため、ハイウエストパンツと合わせればさらにスタイルアップが叶います。
普段から白・黒の服を多く持つ人は、こちらのカラーを検討すると良いでしょう。
男性のコーデ例:チノパンでカジュアルに着こなす
レボリューションをカジュアルに組み合わせるなら、ボトムスの選び方に要注意。
ジャージ素材を合わせるとスポーティーすぎて、運動着のようなイメージを与えることもあります。
しかし、カジュアルでありながら清潔感もあるチノパンなら、普段着らしい印象でコーデをまとめることができるでしょう。
硬い素材のボトムスなら、スポーティーさで悩むことがありません。
男性のコーデ例:オールブラックならスポーティーかつおしゃれ
「スポーティーすぎる」とネガティブな評価も受けたレボリューションですが、あえてその特徴を活かしたコーデに挑戦するのもありでしょう。
スポーティーに着こなすなら、キャップや時計の小物を取り入れ、色に統一感を持たせることがポイントです。
オールブラックならモードな印象も相まって、スポーティーかつおしゃれなコーデが完成します。
まとめ
まずは「スポーティー」な印象が強いレボリューションですが、実はスマートさも兼ね備えた便利な逸品。
フォーマルにもスポーツにも使えて、頼りになる一足です。
そんな汎用性の高さがあるにも関わらず、価格帯はかなりお手頃。
「新しいスニーカーをとりあえずひとつ買い足したい」と考えている人は、レボリューションを検討してはいかがでしょうか?
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