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アディダス「サンバ」は疲れる?筆者の経験と50名以上の独自アンケートから解説

アディダス「サンバ」は疲れる?筆者と50名以上の利用者の声から原因を解説 アディダス
この記事の監修者
すにらぼ

スニーカーマニアであり、100足以上の人気スニーカーを所持。累計800万PV超えのスニーカー比較研究メディア「すにらぼ」を運営。スニーカーを独自の観点で点数評価し、定期的なアンケートを行うことで客観的な情報も発信。

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アディダス「サンバ」の利用者57人にアンケートをしたところ、4割を超える26人が、クッション性や履き心地の悪さをデメリットとして挙げていました。

また、筆者が使用した感想としても、サンバはクッション性が低いなどの要素があり、スニーカーの中では疲れやすい方だと感じています。

ただ、コンバースのスニーカーなどはもっとクッション性が悪いため、サンバがものすごい悪い評価というわけでもありません。

サンバは長時間の使用には不向きかなというぐらいです。

この記事では、実際にサンバを履いている筆者が、サンバが疲れると言われている原因などについて解説します。

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サンバの利用者57人中26人がクッション性や履き心地が悪さを指摘

サンバを含めてスニーカーを3足以上所持している男女57名にアンケートを行い、サンバの良い点と悪い点を記述してもらいました。

その結果、悪い点として「クッション性」や「履き心地の悪さ」を挙げた方は26名で、全体の4割を超えました。

このことからも、サンバの履き心地について一定数の不満があることがうかがえます。

性別年齢職業サンバの悪い点
女性24歳専業主婦・主夫ぺたんこなので、身長が盛れないのが唯一の悪いところかなと思います。
男性27歳専門的・技術系少しつま先が狭いなと思いました。最初履いて歩いた時は少し痛みしんどかったのですが、使用しているうちに問題なく履けてます。
男性23歳サービス系クッション性はそこまでないが、履き心地はよい。サッカーシューズが元になっているからか、歩きやすい。耐久性も申し分ない。
女性31歳専業主婦・主夫軽い上に少し生地も薄いような気がするのにサンバは金額が高いような気がします。あと2000円くらい安いといいなと思います。長時間履くとなるとクッション性が薄いため私的には足が少し痛くなって疲れてしまいます。
男性27歳事務系ナイキのエアフォース等に比べると、軽いし、歩きやすいですが、毎日履きすぎると劣化もしやすい気もします。初めて履いた時には、靴擦れも起こしましたので、慣れてから長時間履くようにしましょう。
女性25歳販売系価格帯が少し高いかなと感じるくらいです。
10000円くらいだと購入しやすいですが、15000円になってくると検討したくなるなと感じます。
女性22歳大学生料金はそこまで安価ではないので、しっかりと自分に合うか検討してから購入することをおすすめします。
男性43歳事務系特にありません。強いてあげれば、周りと被ることが多いことですね。それだけ人気が高い商品だと言えると思います。
男性52歳専門的・技術系アディダスの「サンバ」の悪いところはフィット感があるか汚れが目立ってスレが目立つことです。
男性63歳サービス系基本的に古いデザインなので、最近のモノと比べるとクッション性などはイマイチ。
女性38歳専門的・技術系最初が硬いところと、スタンスミスに比べると靴底が薄いので長時間歩いたら立ちっぱなしの仕事の時には避けがちです。あと、SNSで多く見るので…電車とかで向かいの人と被る事も多いです…。サイズも結構人によってワンサイズ〜ツーサイズ上げたほうが良いとか普段通りで良いとか意見がバラバラなのでアディダスを愛用してても試し履きしてからじゃないと選びにくいのもネックでした。
男性27歳サービス系特に悪いところは思いつきませんが、強いていえばクッション性は少ないです。長距離の歩行には向いていないかと思います。
男性29歳専門的・技術系サイズ感を間違えてるのもありますが長時間はくのは少ししんどめです。自分に合うサイズをお店などでしっかり試し履きしてから買うことをおすすめします。
女性34歳販売系クッションは特別入っているわけではないです。普通のスニーカーという感じ。また、流行りすぎているため、流行りが終わった時に古臭くならないかが少し心配です。
男性37歳販売系ペタペタしていることで、長時間履いて歩いていると足への負担が大きいように思います
女性21歳大学生サンバは大流行したスニーカーでもあるので、何より人とか被りやすいです。購入時はよく履いていましたが、街中で何人ものサンバを履いている人をみて、最近はあまり履かなくなってしまいました。服には合わせやすいですが、他と被りたくない人にはお勧めできません。
男性42歳専門的・技術系ニューバランスに比べて、クッション性は劣ると思います。しかし、シンプルコーデに映えるので、気に入っています。
女性43歳サービス系価格が少し高めです。1万を超えるものもあります。また人によると義務教育時代の体操靴に見られてしまうことも残念なところです。靴下次第で靴擦れが起きるので素足や薄い靴下は避けている。しゃがんだ時に亀裂が起きるような履き心地は、長く履くために気を使う。
女性42歳専業主婦・主夫かがんだ時のつま先部分がちょっと固めでしわが入りやすい。クッションがちょっと薄い。
男性46歳事務系クッション性があまり良くないので、長時間が履いて歩いていると疲れるところが悪い点として挙げられます。
女性27歳事務系あまり見当たらないですが、強いて言うならクッション性です。ただし、私が比べているのはHoka One OneのBondiなので、一般的なスニーカーと比べると、全くもって普通です。
男性30歳販売系履き心地に関してはどちらかというと硬めなので、長時間吐いていると疲れると思います。その割に金額が高いので、ファッション用と割り切って使うのが良さそうです。
男性43歳サービス系通気性が低いと感じている。特に夏場は蒸れることが多いので着用を避けている。
男性34歳専門的・技術系結構履いている人が多いため、他人と靴が被ってしまい、着こなしの独創性にかけるのではないかと思う。
女性31歳専門的・技術系長時間歩くと、アキレス腱のあたりが靴擦れをおこす。クッション性も良いとは思わないのであくまでもおしゃれ様と言った感じ。
女性32歳サービス系長時間たくさん歩く時はクッション性があまりない為痛くなる場合がありそう。金額やや高め。
男性40歳事務系価格が少し高いので、靴にダメージが入らないように気を使ってしまいます。
男性61歳専業主婦・主夫いい靴ですが、値段が少し高いのがイマイチです。履きなれてくると幅も気になりません。歩きやすい靴ですね。
男性27歳サービス系adidasサンバは人気ですので、東京を歩いていると他の人とよく被ることが多い。
男性32歳専門的・技術系今のところとくに悪いところはない。
まだ買って1年ほどなので耐久性はこれから気になるところ
男性41歳事務系少し素材が固いので、足に馴染むまで時間が掛かります。サイズの微調整が少し難しいかな?と思います。
女性27歳事務系一番は値段が高いところ、また色と形が多すぎて正直迷ってしまい困るところ
男性20歳大学生靴紐のデザイン性があまり好みではないので、もっとおしゃれで可愛らしい色合いをしたシューレースを取り入れて欲しい
女性25歳事務系服との合わせやすさは物によりますが、料金は割としますね。でもその価値があるので、1足持っていて損はない。
女性44歳事務系ソールが薄いので長く履いていると足が疲れます。また私が購入したサンバヴィーガンはつま先が明るいグレーのフェルト素材なので、履く前に汚れ防止の防水スプレーをしましたが、あまり効果がなく汚れやすいのが残念です。
女性30歳事務系悪いところは、軽量で作られていないので履き初めは重たく感じるかもしれないです。
女性27歳事務系慣れるまでは硬くて歩きにくい感じがしましたが、慣れたら足にフィットしました。最初は慣れるまで痛かったです。
女性27歳事務系若干値段が高いところです。また、モデルによってはすぐ売り切れてしまい、欲しいものが手に入りづらいのも難点だと思います。
女性27歳専業主婦・主夫歩きにくさは多少あるけど、そんなに気にならないです。ただ一つだけ困るポイントがあって、めちゃくちゃ滑りやすい!!!雨の日はおすすめしないです、雨の日の駅の階段滑り落ちました…笑
女性29歳事務系クッション性がゼロに等しいので足が疲れる。足が疲れて足を引きずってしまうので靴底が他のブランドの靴より減るのが早い気がする
女性28歳サービス系足の形にもよりますが、サンバの場合幅が狭めな為、靴の中で足が多少の窮屈になる
女性35歳サービス系強いていうならばですが、もう少しソールのクッション性が高いと更に良いです
女性29歳事務系逆にきれいめファッションには合わせにくい印象です。デザインが男性っぽいと私は感じます。
男性60歳事務系悪いところは特にないのですがしいてあげるならば、他のスニーカーと比べても価格が少し高めかなと感じました。またサイズ感が少し小さめで足幅の広い自分には最初のうちは少し窮屈に感じられました。
女性32歳事務系人気なので、他の人と被ることが多いです。歩いていても同じものを履いている人をよく見るし、友達とも同じになることがあります。
男性27歳輸送 ・機械運転系クッション性や歩きやすさは、ニューバランスのスニーカーと比較するとよくないと感じます。しかし、普段の生活では支障はありません。
男性31歳サービス系アディダスの三本ラインが目立つのでシックなファッションには合わせづらい
男性40歳サービス系悪いところは特にありません。しいて言うなら自分にとっては少しデザインが派手なのかもしれません。
男性35歳事務系バッシュ系のスニーカーと比較するとクッションがやや弱く、長い時間履き続けていると足が疲れてくる。
男性42歳サービス系特徴がない分、強調するところがない点がむしろ悪いところでもあると思います。
男性42歳販売系デザインはスタンスミスの方が良かったと思いました。サンバは特徴的な靴でもあるので、個性を出す服装の方には良いかもしれません。
男性45歳サービス系少し硬いのでフィット感や、歩きやすさでいうと少し気になります。馴染んできたり靴下を少し厚めにしたりするとさほど気にならなくはなるので、使い込みながら足に合わせていくと良いと思います。また前の項目でも述べましたが、ジャケットスタイルなどかっちりした服装には合わせづらいと思います。
女性23歳サービス系歩き心地はニューバランスなのに比べてよくないので長距離歩くのには向いてないです。
女性28歳事務系他のスニーカーに比べて少し固めなような気がするが許容範囲である。
男性45歳販売系クラシックモデルということもあり機能性の面でクッション性どうしてもONやニューバランスなどのメーカーと比較してしまうと劣っている。また最近では数年前のNIKEダンクの様に街で多く見かけてしまう為履くことを躊躇してしまう。
男性26歳サービス系履き心地や柔らかい素材は使ってはいるものの長時間履き続けるとしんどいです。歩くことが多い時やライブ、運動などは向かない。
男性42歳事務系足裏のソールが少し滑りやすいので、雨の日のタイル道は危ないです。つま先が少し硬いので、馴染むまで時間が掛かります。

アンケートの結果を見ると、サンバに対する悪い点として特に多かったのがクッション性の低さです。

回答者の中には「長時間履いていると足が疲れる」といった声が多く、特に足裏への負担を感じている人がいらっしゃいました。

次章からはサンバを履いている筆者が疲れる原因を詳しく解説します。

アディダス「サンバ」が疲れる原因を解説

ここでは、筆者が実際に使用してわかった、サンバが疲れやすい要因を4つ解説します。

クッション性が低い

サンバはソールが薄く、ふわふわしたクッション材があまり使われていません。

衝撃が足裏へ伝わりやすく、特に長距離を歩いたりする場合には向いていないと思います。

短時間の使用ではそこまで気になりませんが、一日中歩くには不向きな印象を受けます。

ただし、クッション性が完全にないわけではありません。

ニューバランスの996や574などと比べると物足りなさはありますが、逆にコンバースのオールスターよりはクッション性を感じます

筆者としては、同じアディダスのスタンスミスやナイキのエアジョーダン1と同程度のクッション性だと感じました。

それらから判断し、当スニーカー比較研究メディア「すにらぼ」では、サンバのクッション性を5点満点中2.8点と評価しています。

また、当メディアの歩きやすいスニーカーランキングの点数評価では、100点満点中56点と少し低めになっています。

細長いサイズ

サンバを履くとわかりますが、横幅がスリムで、甲もそこまで高くありません

横幅は、同じアディダスのスーパースターよりは若干広めですが、定番スニーカーと比べると細めの作りです。

そのため、足幅が広い方や甲が高い方には窮屈に感じる可能性が高いです。

日本人は足幅が広い傾向があるため、この細長い形状が足に合わず、圧迫感や疲労感を引き起こしやすいのだと思います。

長時間の歩行や立ち仕事では特に負担を感じやすいでしょう。

逆に、ニューバランスやスケッチャーズは、横幅が広めの設計のスニーカーが多く、「歩きやすい」「足に負担がかかりにくい」と評価されることが多いです。

特に日本人にとって横幅の広さは重要な要素だと思います。

かかとが擦れる

サンバは靴のかかと部分が立ち気味で、かかとに当たりやすい構造をしています。

なので、短い靴下を履いていた場合、アキレス腱やかかとの肌が擦れて、靴擦れしやすいという難点があります。

当メディアがこの点について投稿したTikTokの動画のコメントを見る限り、3人中2人ほどが「靴擦れを経験した」との反応がありました。

このことから、一般的なスニーカーよりも靴擦れの発生頻度が高いことがわかります。

これは薄い靴下を履いた場合でも靴擦れする場合があります。

厚手の靴下を履くことでだいぶ改善されるものの、根本的な解決になりません。

このため、長時間の使用や頻繁な歩行では不快感が増し、「疲れやすい」と感じる原因の一つになっていると思います。

素材が硬い

サンバにはレザー(皮)素材が使用されています。

レザー素材は、高級感などの良い印象を与える一方で、柔軟性が低い特徴があります。

そのため、特に履き始めの段階では足に馴染むまで時間がかかることがあります。

人気のスニーカーの中にはスウェード素材やメッシュ素材のスニーカーもあり、それらと比べると、レザー素材の履き心地はよくありません。

特に履き始めの期間には「疲れる」と感じやすい方もいると思います。

筆者が思うサンバの感想

筆者の考えとしては、サンバは「ファッション性に特化したスニーカー」です。

実用性の面では他のスニーカーに劣る点もありますが、デザイン性やトレンド性などの観点で見ると、アイテムとしての価値は非常に高いと感じます。

以下では、その理由を詳しく解説します。

スニーカーとしての実用性はイマイチ

スニーカーを選ぶ際、デザインや快適性、用途など、人によって重視するポイントはさまざまだと思います。

実用性という観点で見ると、サンバは良くない方です。

サンバには厚いクッションや足をサポートするような特殊な技術が搭載されておらず、基本的な機能にとどまっています

例えば、ニューバランスにはクッション性と安定性を両立した「ENCAP(エンキャップ)」、スケッチャーズには低反発素材を採用した「Memory Foam(メモリーフォーム)」などが搭載されています。

もちろん、サンバと歩きやすさを重視したスニーカーを比較するべきではないかもしれませんが、快適性を求める方にとっては、サンバは物足りないと感じるでしょう。

サンバは日常的に履けないほど不便というわけではありませんが、長時間歩いたり運動をする際の快適さや疲れにくさには期待しないようにしましょう。

ファッションアイテムとしての価値は非常に高い

サンバは快適性は低いかもしれませんが、ファッションアイテムとしての価値は非常に高いと思います。

近年はレトロ系のスニーカーが盛り上がっており、サンバはその中でもトップクラスに人気です。

「サンバ=オシャレ」というイメージが定着しているように感じるので、ファッションアイテムの一つとして一足持っておくのはむしろおすすめです。

「長く歩く用」よりは「ファッションを楽しむ用」と割り切ると、満足度も高くなると思います。

他のスニーカーを買うなら

サンバが自分に合わないと感じたら、他のスニーカーを検討するのも良いと思います。

以下から、サンバの代わりとなりそうなスニーカーを紹介します。

アディダスだと「スタンスミス」や「スーパースター」が人気

サンバはオシャレなスニーカーとして人気ですが、アディダスのスニーカーの中では3番目ぐらいの知名度です。

一番人気なのはスタンスミスで、その次がスーパースターです。

特にスタンスミスは、サンバほど横幅がせまくないので、サンバよりは履きやすいと思います。

スタンスミスは白のイメージがありますが、黒カラーなども人気ですね。

また、スタンスミスには高級モデルのLUXモデルもあり、シワ加工が良い味を出しています。

LUXモデルにも黒カラーが販売されています。

もっと無難にしておきたいなと思った方は、スタンスミスをおすすめします。

他ブランドなら「コンバースのCT70」がおすすめ

サンバと同じくらいのファッション性の高さかつ、クッション性もある程度あるのが、コンバースのCT70(Chuck Taylor’70)です。

CT70はアメリカ製のコンバースという希少性の高さがあり、ファッションに関心の高い方の間で特に人気があります。

そして、インソールがやわらかいので、日本製のコンバースよりもクッション性が高いのが特徴です。

オシャレ好きな人なら、持って損はないスニーカーなのでおすすめです。

日本国内では販売されていませんが、CT70はAmazonの通販サイトで買えるので確認してみてください。

まとめ

アディダス「サンバ」はクッション性などが低いので疲れやすいスニーカーとは言えます

しかし、近年のトレンド感もあり、ファッション性の高さはスニーカーの中でもトップクラスだと思います。

なので筆者としては、サンバは疲れやすいスニーカーですが、一足持っておいて損はないスニーカーだと思っています。

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