視覚障害を持っている方は、歩行器を利用したり、誰かに付き添いをして貰わなければいけないため、一人で歩くのが不安だと感じることがあると思います。
そんな時に何か振動で伝えてくれる機械があれば嬉しいなと思った事はないでしょうか?
そんな悩みを解決してくれるのが、2022年にグッドデザイン賞の金賞を受賞し、現在クラウドファンディングが行われている「あしらせ」です。
「あしらせ」はナビゲーションのような特徴があり、視覚障害者のような方には特におすすめです。では、その商品の魅力を紹介します。
特徴①ナビゲーションシステムにより振動で歩行者を誘導
あしらせの1つ目の特徴は「ナビゲーションシステム」です。視覚障害を持っている方の最大の問題は、目的地にたどり着くためには、歩行器を使いながら慎重に動く必要がある点です。
街の中には点字ブロックのように、視覚障害を持っている方でも安心して歩けるようになっていますが、点字ブロックがない場所では、目の前に何があるのかわからず不安な状態で歩く必要があります。
そんな時におすすめなのが「あしらせ」です。
あしらせはストレスなく利用できるナビゲーションシステムで、靴に装着をするだけで目的地まで足に振動を与えて、誘導をしてくれます。なのでスマホの画面が見えなくても安心して移動をすることができるアイテムとなっています。
特徴②安心感があるという声が多数
あしらせの2つ目の特徴は「安全性が向上」する点です。
視覚障害を持っている方は、聴覚や歩行器などを使って、歩行をするために必要な情報を集めながら歩いています。また地図アプリのナビシステムで目的地までの距離を計ったりしていますが、他の情報に気を取られてしまうことで、足元のちょっとした段差や他の部分に対する注意が散漫してしまうこともあるでしょう。
ですが、ルートを完全に振動に任せることができるので、「安全確認」に重点を置くことができるのがあしらせのメリットです。
特徴③動作情報から最適な情報を生成する
あしらせの3つ目の特徴は「動作情報から最適な情報を生成する」という点です。
利用者がどういう動作をしているのか、デバイスに搭載されているモーションセンサーや方位センサーから送られている情報を元に、あしらせ専用のアプリが情報を生成します。
それによって、ルートを間違わず、視覚障碍者でも安心して歩けるナビゲーションを実現しているのが特徴です。
特徴④振動パターンが分かれている
あしらせの4つ目の特徴は「振動パターンが分かれている」という点です。
振動のパターンが一緒であれば、わからない部分もありますが靴に取り付けられた振動センサーの部位がわかれていることによって、直進する場合は先端部分が振動、停止が必要な場合は全ての箇所が振動、右に曲がらなければいけない場合は右側が振動といったように、ナビゲーションに必要な部分を振動で伝えてくれます。
また振動テンポによっても、曲がるタイミングやとまらなければいけないタイミングを教えてくれるので、余裕を持って歩行することができるのが魅力としてあります。
プロジェクトの期限は2023年03月05日まで!
そんな「あしらせ」ですが、プロジェクトの期間は2023年3月5日までとなっています。現時点で既に目標金額の100万円を超えており、現時点で480万円の支援がされています。
画期的なシステムが開発されている「あしらせ」ですが、皆さんも是非この機会にプロジェクトを支援してください。
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